面接だけで応募者の能力や性格を見ることは難しいことから、適性検査を導入している企業は増加傾向にあります。しかし、適性検査と一口に言ってもそれぞれに特徴があり、どれにすればよいか選定するのは難しいのではないでしょうか。
そこでこの記事では、30の適性検査を一覧にして特徴や料金などをまとめています。ぜひ参考にしてください。
適性検査を導入する目的
適性検査を導入する目的は1つだけではありません。適性検査の導入目的を理解しておくことで、有効に活用できます。そのうえで、自社は適性検査を何のために導入するのかを明確にすることが大切です。
ここでは、適性検査の主な導入目的を解説します。
- 採用選考
- 配属や異動
- 研修・人材育成
- 内定者フォロー
- データ分析
採用選考
適性検査の最もメジャーな導入目的が採用選考でしょう。適性検査を採用選考に取り入れることで、面接では把握しきれない応募者の性格や地頭の良さを測れます。
適性検査を使わない採用活動は面接に重きを置く傾向にありますが、面接の合否を面接官の勘や経験に頼ってしまうと、面接の精度が低くなるリスクがあります。
面接と適性検査を合わせて行うことで、自社に合った人材を採用しやすくなるのです。
配属や異動
適性検査は受検者の能力や性格が分かるので、部署の配属・異動や相性の良い教育係を選定するのに役立ちます。
適性検査を配属や異動に利用する場合は「職務・職場の要件」を明確にしておきましょう。適性検査の結果と明確にしておいた職務や職場の要件を照らし合わせるとミスマッチが起きにくいです。
「職務・職場の要件」は、職場を熟知している人にアンケート調査などを行い、分析を行うことで明確になります。
研修・人材育成
適性検査は入社3年後、5年後など複数回にわたって実施することで、さらにデータを有効活用できます。
例えば、入社3年目の研修などであれば、適性検査を行いやすいでしょう。研修プログラムにフィードバックを組み込むことで、データの調査だけでなく個人の振り返りや気づきに繋げられます。
内定者フォロー
適性検査は内定者フォローにも利用できます。
内定辞退を防ぐためには内定者フォローは必須ですが、ただフォローすれば良いというわけではありません。「この会社でやっていこう」と強く思ってもらう必要があります。
そこで役立つのが適性検査です。
例えば懇親会を行う際に、適性検査の結果をもとに性格の似た人同士を同じグループにするという使い方があります。
「この会社には気の合う人が多そうだ」と感じてもらえ、内定辞退を減少させる効果が期待できるでしょう。
データ分析
社員にも適性検査を受けてもらうことで、どのような性格や強みのある社員が自社や部署で活躍しているかが分かります。
その分析結果と応募者の適性検査結果を照らし合わせ、入社後活躍できる候補者の採用や配属に活用も可能です。
従業員のデータを蓄積して分析することはタレントマネジメントにおいて重要で、取り組んでいる企業も増加しています。
適性検査30種類一覧
ここからは、適性検査30種類を一覧で見ていきましょう。
ミツカリ
ミツカリは、相性の部署や上司が順番に表示され、適切な部署が一目で分かるのが特徴です。スキルで判断して配属しても、人間関係が上手くいかず異動や退職に繋がっているといった課題が解決できます。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 10分 |
料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社ミツカリ |
ミツカリの詳細についてはこちらの記事もご確認ください。
▶︎ミツカリの特徴・料金・評判は?
CUBIC
CUBICは、適性検査に加えて専門家のアドバイスもついているので、より確実に人材を見分けられます。個人の資質や特性を「性格」「意欲」「社会性」「価値観」の側面から評価し、一般的な平均値と比較しながら個人の特性や全体像が具体的に把握できます。
さらにCUBICは目的に合わせて7種類も検査のパターンがあることが特徴です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 20分 |
料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社ジー・ディー・エル |
CUBICの特徴については以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎CUBICの特徴や料金、評判を徹底比較!
アッテル
アッテルは、10万人のデータとAIをもとに開発された適性診断が魅力です。活躍する人材の傾向をデータでも理解した上で採用が行えるので、合格者を決めやすいです。組織や上司との相性を定量化して活躍しやすい最適配置を実現することで、人材が活躍・定着します。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 15分 |
料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社アッテル |
アッテルについて、以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎アッテルの料金やメリット・デメリットを解説!
ミキワメ
ミキワメは、システムが自動で社員分析をすることで自社の社風が分かるのが特徴です。社員分析をもとに作成した採用基準と照らし合わせて、候補者が活躍する可能性を「S~E」の14段階で表示します。個人の性格特性や各部署との相性も確認できます。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 30分(能力検査20分/性格検査10分) |
料金 | 500円/1名+システム利用料3万円〜/月 |
出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社リーディングマーク |
ミキワメの詳細は以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎ミキワメの料金やメリット・デメリットを解説!
tanΘ(タンジェント)
tanΘは、国内での導入実績が5,000社を超える適性検査「CUBIC」をベースに開発された適性検査ツールです。たった15分で30もの適性因子を測定し、個人の潜在意識、資質、職種適性などを分析できます。採用施策や人事システムの強化に活用可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 30分(能力検査15分/性格検査15分) |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社シンカ |
tanθ(タンジェント)の詳細は以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎tanθ(タンジェント)の特徴や料金、導入企業の評判を紹介
Compass
Compassは、2,500社以上の導入実績がある適性検査です。特に「ストレス耐性」や「対人コミュニケーション」「抑うつ傾向」など、現代に注目度の高い問題を解決するため、より実務に適した研究を重ねて開発されています。英語や中国での受検も可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 約20分 |
料金 | 1,000円~/1名+基本料 10万円(税抜)/年 |
出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社イング |
Compassの詳細は以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎Compassの料金やメリット・デメリットを一挙紹介!!
SPI
SPIは、年間1万4,400社、215万人の受検者数で直近1年間のサービス導入社数No1を誇っています。40年以上に渡り蓄積されたデータをもとに、面接だけでは確認しにくい基本的な資質を知ることができます。
受検方式 | ペーパーテスト、インハウスCBT、WEBテスト、テストセンター |
所要時間 |
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料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社リクルートマネジメントソリューションズ |
SPIの詳細は以下の記事も合わせてご覧ください。
▶︎SPIのメリット・デメリットや評判を解説
玉手箱
玉手箱は、受検者を「知的能力」と「パーソナリティ」の両面から測定する総合適性診断システムです。診断結果は、紙ベースのIMAGES検査6尺度のフォーマット、もしくは、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性のフォーマットで報告されます。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 49分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
TG-WEB
TG-WEBは、導入2,300社以上、年間60万人以上が利用している適性検査です。コンピテンシーやコーピング、エンゲージメント、AIによる不正抑⽌など、多⾓的な視点で⼈材を⾒極められます。自社のニーズに合わせて、自在にカスタマイズも可能です。
受検方式 | WEBテスト、テストセンター、ペーパーテスト |
所要時間 | 最大55分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社ヒューマネージ |
TG-WEBの詳細を知りたい方は以下の記事もご確認ください。
▶︎TG-WEBの特徴や評判を紹介
GAB
GABは、新卒総合職の採用を対象とした適性検査です。知的能力(言語・計数)とパーソナリティについての詳細な測定結果と同時に、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」「チームワーク」などの9特性を診断できます。将来のマネジメント適性や職務適性も確認可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト、テストセンター |
所要時間 |
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料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
GABの詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎GABの特徴やCABとの違いを徹底比較!
CAB
CABは、SEやプログラマーなどコンピューター職に特化した適性検査です。理系の業界や職種の選考で使われるケースが多く見られます。オンラインで結果が分かるため、結果閲覧までが早く、物流コストの削減にも繋がります。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト、テストセンター |
所要時間 |
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料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
CABの詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎CABの特徴やGABとの違いを徹底比較!
OPQ
OPQは、日本エス・エイチ・エル社の性格検査で、同社のGABやCABにも使用されています。回答の仕方から結果の信頼度合いも分かるので、より的確に選考を行えます。現在は30言語以上に翻訳され世界150ヵ国以上で導入されている、グローバルな点も特徴です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 |
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料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 日本エス・エイチ・エル株式会社 |
OPQの詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎OPQの仕組みや導入メリットを紹介!
OAB
OPQは、日本エス・エイチ・エル社の性格検査で、同社のGABやCABにも使用されています。回答の仕方から結果の信頼度合いも分かるので、より的確に選考を行えます。現在は30言語以上に翻訳され世界150ヵ国以上で導入されている、グローバルな点も特徴です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | WEBテスト:20分 ペーパーテスト:30分 |
料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社ダイヤモンド社 |
OABの詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎OABの特徴や評判、注意点を紹介
DPI
DPIは、後天的な開発が可能な対人処理能力や意欲について診断できる検査です。営業系、サービス系、総務・人事系、経理系、企画系、管理職などの適性職務も明確に診断できるので、適切な配属に役立ちます。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 20分 |
料金 |
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出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社ダイヤモンド社 |
DPIの詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎DPIのメリットや導入効果、導入時の注意点とは?
アドバンテッジインサイト
アドバンテッジインサイトは、メンタルや不調リスクを見抜くことを目的とした適性検査です。ストレスの強さを17項目から測定します。適性検査を利用して、自分のストレスの特徴を知り、ストレスと上手く付き合う方法を身に付ける研修も実施可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 10~75分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント |
詳細は以下の記事からもご確認いただけます。
▶︎アドバンテッジインサイトの特徴や料金を解説!
SCOA(スコア)
SCOAは、個人の持ち味を多面的に評価するために「知」「情」「意」という3つの側面から個人を捉えていきます。基礎的な能力や事務処理能力、性格や意欲まで多面的に評価が可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト、テストセンター |
所要時間 | 145分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社日本経営協会総合研究所 |
SCOAについては、以下の記事もご確認ください。
▶︎SCOAの評判やメリット・デメリットとは?
TAP(タップ)
能力問題(言語・数理・論理)と性格検査(職務バイタリティ・対人的側面・行動的側面)から構成される適性検査です。半分の時間で検査できる短縮タイプもあり、スピーディーに検査を行いたい企業におすすめです。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 60分(性格検査のみなら15分、短縮タイプは30分) |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社日本文化科学社 |
TAPの詳細は以下の記事でもご確認できます。
▶︎TAPのメリット・デメリットや評判を解説!
適性検査eF-1G
適性検査eF-1Gは、検査項目が194項目と業界最多なのが特徴です。「イノベーションに関わる領域」や「環境変化への適応に関する領域」など、性格アセスメントのうち考えられる全領域を網羅しています。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 30分~1時間 |
料金 | アカウント利用料11万7,600円+診断受検料3,000円 |
出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社イー・ファルコン |
eF-1Gの詳細は以下の記事でもご確認できます。
▶︎【解説】eF-1Gの特徴や導入が向いている企業とは?
3E-i知的能力テスト
3E‐i知的能力テストは、学校名や学歴ではなく一人ひとりの特徴傾向を把握して、求職者と企業を結ぶことを目的に作成されています。ビジネスシーンで求められる性格やコミュニケーションスタイル、ストレス耐性、労働観などを測定可能です。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 35分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | エン・ジャパン株式会社 |
3E-i知的能力テストについて、以下の記事でもご確認できます。
▶︎3E-i知的能力テストの特徴・評判・導入企業を紹介!
BRIDGE(ブリッジ)
BRIDGEは、経済産業省と共に作成されている公式な適性検査です。基本的な社会人スキル(対人力、対課題力、対自分力)やモチベーションの特性(組織タイプ、行動タイプ、仕事タイプ)を診断できます。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 約60分 |
料金 | 研修プログラムと合わせての利用のみであり、単体での販売はしていないため、料金不明 |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社リンク・アイ |
BRIDGEの特徴は以下の記事でもご確認できます。
▶︎BRIDGEの特徴やメリット、活用事例を紹介
内田クレペリン検査
内田クレペリン精神検査は、単純な計算作業を続けていく少し特殊なテストです。あえて作業負荷をかけることで、質問では分からない特徴を浮かびあがらせます。また、入社後の働きぶりも分かります。
受検方式 | ペーパーテスト |
所要時間 | 50分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査 |
会社名 | 株式会社日本・精神技術研究所 |
内田クレペリン検査について、以下の記事で詳しく紹介しています。
▶︎【必見!】内田クレペリン検査の特徴や活用方法
GROW360
GROW360は、評価者のブレをAIが補正するのでより公平で正確な評価が可能です。機械学習を用いて自社のハイパフォーマーの特徴を分析・モデル化して診断します。数十社以上が導入、50万人以上が受検した実績のある適性検査です。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 45分 |
料金 | AIデータ管理料10万円(税抜)/年+受検料4,000円(税抜)/1名 |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | Institution for a Global Society株式会社 |
GROW360について、以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶︎GROW360の特徴やメリット・デメリット、導入の決め手を解説!
V-CAT(ブイ・キャット)
V-CATは「持ち味」と「メンタルヘルス」を把握する適性検査です。採用面接では分かりにくい受験者の特性や本質的な要素を測定します。採用だけでなく、育成、人材配置の場面でも活用可能です。
受検方式 | ペーパーテスト |
所要時間 | 50分 |
料金 | 要問合せ |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社日本能率協会マネジメントセンター |
V-CATについて、以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶︎V-CATの特徴やメリット・デメリットとは?
HCi-AS
HCi-ASは「診断結果報告書が受検者本人を的確に表している」と非常に高い評価を得ている適性検査です。診断結果には、面接のチェックポイントや採用の合否まで踏み込んで記載されるので採用活動をスムーズに行えます。英語や中国語だけでなく、タイ語やインドネシア語など8か国語に対応しています。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 10分 |
料金 | 基本料金5万円(税抜)+受検料3,000円(税抜)/1名~ |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社 ヒューマンキャピタル研究所 |
HCi-ASについて、以下の記事でも詳しく紹介しています。
▶︎HCi-ASの特徴と導入メリットを解説!
タレントパレット
タレントパレットは、あらゆる人材データを一元化・分析し、組織の力を最大化させるタレントマネジメントシステムです。大手・中堅企業売上高シェアNo1、かつ継続率99.6%と高い数字を誇っています。TPIという適性検査が標準装備されており、社交性や協調性など8つの軸で適性判断を行います。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 非公開 |
料金 | 初期費用+月額費用(要問合せ) |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社プラスアルファ・コンサルティング |
タレントパレットについて、以下の記事でも詳細が確認できます。
▶︎【注目!】タレントパレットとは?メリット・デメリットや導入企業の評判を紹介!
不適性検査スカウター
不適性検査スカウターは、定着しない・成長しない・頑張らない人材に共通する不適性な傾向を予測する、業界唯一の不適性検査です。業界最安レベルの料金で、比較的低コストなのが嬉しいポイントです。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト |
所要時間 | 約70分 |
料金 |
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出題科目 | 能力検査、性格検査 |
会社名 | 株式会社スカウター |
不適正検査スカウターについて、以下の記事でも詳細が確認できます。
▶︎【業界唯一!】不適正検査「スカウター」の特徴やメリットとは?
キャリパープロファイル
キャリパープロファイルは最新の心理学を応用したテストで、個人のモチベーションや潜在的な能力を高い精度で抽出できます。400万人以上のプロファイルデータから統計学的に診断されるので、精度の高い診断結果が得られます。また、24か国の言語に対応しているので、外国人労働者の採用にも利用可能です。
受検方式 | 非公開 |
所要時間 | 約1時間 |
料金 | 要問合せ |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | キャリパージャパン株式会社 |
GATB
GATBは、制限時間内にできるだけ早く正確に回答する最大能力検査です。ペーパーテストと器具を使ったテストの2つを受けるのが特徴で、器具を使ったテストがあることで他の適性検査には珍しい「指先の器用さ」を測れます。
受検方式 | ペーパーテスト(紙筆検査)と器具テスト |
所要時間 | 紙筆検査(45~50分)、器具検査(12~15分) |
料金 |
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出題科目 | 能力検査 |
会社名 | 一般社団法人雇用問題研究会 |
GMAP
GMAPは、ビジネスパーソンの能力を客観的に測定するテストです。経営知識の理解度を測定できますが、単に知識を見るだけではなく活用できるかまでを検査できるので、より実践に近い能力を測れます。
受検方式 | WEBテスト、ペーパーテスト、テストセンター |
所要時間 |
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料金 |
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出題科目 | 能力検査 |
会社名 | 株式会社グロービス |
VANTAGE
VANTAGEは、心理学と認知行動学の観点から20年以上研究したアルゴリズムと検証データに基づいた独自のプログラムをもとに、ビジネス能力を数値化します。「こう答えた方が評価が良さそう」という受検者の回答操作を排除して、受検者の本来のビジネス能力を明確に判定できます。
約10分で終わるため、効率重視で採用活動を進めたい企業に最適な適性検査です。
受検方式 | WEBテスト |
所要時間 | 約10分 |
料金 | 3,500円~/1名 |
出題科目 | 性格検査 |
会社名 | 株式会社アイクリック |
VANTAGEについて、以下の記事でも詳細が確認できます。
▶︎VANTAGEの特徴や料金・評判を徹底解説!
適性検査を導入する際の注意点
ここまで適性検査を一覧でまとめて紹介しましたが、適性検査を導入する際に注意しておくべき点があります。注意点を把握しておかないと、せっかく適性検査を導入してもあまり効果が出ないこともあります。
ここでは、適性検査を導入する際に注意しておきたい点を3つご紹介するので、導入前に参考にしてください。
- 適性検査が全てではない
- 適性検査を集客目的に使わない
- ストレス耐性が高ければ良いというわけではない
適性検査が全てではない
適性検査はあくまでも選考の一部として捉えましょう。結果を鵜呑みにしすぎてはいけません。
いくら実績があり優れた適性検査であっても、適性検査で受検者本人のこと全てを理解するのは不可能です。性格検査では意図的に回答している場合や、能力検査では対策を行ってきている候補者もいます。
もし単純に学力を見たいだけなら、出身校を見たほうが正確な場合もあります。
適性検査を集客目的に使わない
「適性検査を行い結果をフィードバックします」と宣伝し、応募者を集めるのは良くありません。
そのような集め方をすると、自社にそれほど興味があるわけではない人もやってきます。すると、優秀な候補者が見つかり内定を出しても辞退される可能性が高いです。
結局採用活動ではなく就活生への無料サービスのような結果に終わり、思うように内定者を確保できなかったというおそれもあります。適性検査を集客に使用するのはおすすめできません。
ストレス耐性が高ければ良いというわけではない
若手の育成や早期離職に悩み、ストレス耐性に注目している人事担当者が多くなっていると言われています。ストレス耐性があれば育成しやすく早期離職も防げると考えがちですが、そうではありません。
ストレスの原因は、自分に合わない仕事や部署、上司や教育係といった環境で業務を行うことにあります。そのため、ストレス耐性に注目するよりも適性を重視したほうが企業にとっても候補者にとっても良い結果に繋がります。
適性検査から分かった個人の特性や環境の特性を考慮し、能力を発揮できる部署への配属や上司を検討して採否を決めましょう。
さいごに
今回は、適性検査30種類を紹介しました。適性検査を有効に使用するには、1つの目的だけに利用するのではなく複数の目的に活用すると良いでしょう。適性検査は、採用だけでなく研修や内定者フォローなどにも活用できます。
また、適性検査の結果のみを重視して採否を決めるのもよくありません。適性検査はあくまでも参考資料として利用しましょう。
採用活動は、企業の今後を左右するといっても過言ではありません。自社の目的に合った適性検査を活用することで、書類選考や面接のみでは把握しきれなかった情報も踏まえて、採用活動の精度や効率アップが期待できます。
当サイトでは他の適性検査ツールも紹介していますので、気になるものがあればぜひ読んでみてください。