適性検査ツールの紹介

適性検査「Compass」とは?特徴や料金を一挙紹介!

企業は採用選考において適性検査を導入することで、自社に適した人材を探そうとします。また、適性検査の中には受検者の個性や能力を把握できる検査項目も存在します。適性検査にはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴を理解しなければなりません。今後、採用選考において適性検査の導入を検討している企業は、自社に適したサービスを見つけましょう。

今回は適性検査「Compass」について、特徴や料金などをご紹介します。

 

Compassとは

Compassとは、組織の未来を支える新たな人材を見つけるための適性検査です。適性検査では英語や中国語に対応しており、外国人採用にも利用できます。企業の人事担当者の本音をリサーチし、適性検査に本音を反映しています。

Compassは、過去に2,500社の導入実績があり、無料トライアルを実施しています。企業は適性検査を導入する前に、どのような内容になっているのか確認することが可能です。

以下は、Compassを提供している株式会社イングの会社概要です。

項目 詳細
社名 株式会社イング
代表者 内田 孝
事業内容
  • 適性検査サービスの提供
  • 人事アセスメントの企画・開発
  • 人材の採用・育成の支援
  • 人事コンサルティング業務

参照元:株式会社イング

 

Compassの5つの特徴

Compassは、1,800社以上の人事担当者の声を反映させた適性検査です。以下に、Compassの5つの特徴を挙げています。

  1. WEB上で作業が完了する
  2. 科学性・正確性を担保している
  3. 採用現場の声が活かされている
  4. カスタマイズが可能
  5. 料金がリーズナブル

ここでは、5つの特徴について項目ごとにご紹介します。

WEB上で作業が完了する

企業はWebアプリケーションから、検査の手配や診断結果の確認などができます。また、オリジナルのランキングを作成したり、データをダウンロードすることも可能です。WEB上で作業が完了できます。

科学性・正確性を担保している

多数の文献調査を行い、検査の信頼性と妥当性を立証しています。また、約3,000名のビジネスパーソンに対し、予備実験を行い、科学性と正当性を保証しているのです。

採用現場の声が活かされている

検査内容には、企業の人事担当者の声が反映されています。選考時に必要となる評価項目をピックアップし、各社に適した人材を見つけやすいサービスを提供しています。採用現場の声が活かされているため、各企業の採用選考に取り入れやすくなっています。

カスタマイズが可能

自社が求める人材に適したオリジナルの評価基準を設定できます。また、3種類まで自由に使い分けることが可能です。企業はオリジナルの評価基準を設けた上で、自社に適した新たな人材を獲得できます。

料金がリーズナブル

適性検査に必要な操作をWebで効率化しており、コストを抑えたサービスになっています。企業は、リーズナブルな料金で適性検査を実施することが可能です。経営や心理の分野に関する専門家の知識を集めた検査を作り上げています。

 

Compassの診断結果レポート・シート

Compassの診断結果については、レポート・シートを受け取れます。企業は受け取ったレポート等を基に、合否の判断材料として活用することが可能です。

以下に、5つの診断結果レポートとシートを挙げています。

  • 項目①:採用判定レポート
  • 項目②:フィードバックレポート
  • 項目③:パーソナリティレポート
  • 項目④:面接サポートシート
  • 項目⑤:マッチングシート

ここでは、Compassの診断結果レポート・シートについて項目ごとにご紹介します。

採用判定レポート

採用判断レポートは、選考の採否を判断するために必要な情報を記載したものであり、グラフや図などを使用しています。企業は採用選考の経験がある社員から初めての社員まで、全ての人に対応したレポートです。

フィードバックレポート

フィードバックレポートは受検者にフィードバックするものであり、自らの性格傾向を把握できます。また、今後に役立つアドバイスについても記載されています。

パーソナリティレポート

パーソナリティレポートは独自に構成した特性や成熟度から、受検者のパーソナリティを出しています。態度や行動に表れる傾向を基に、受検者のことを理解しやすくなるでしょう。

面接サポートシート

面接サポートシートでは、面接時に採用判定レポートを有効に活用できるように応募者の適した質問例を表示しています。さらに、ストレス傾向等の新たなコメントを追加でき、採用判定レポートの理解を深められるでしょう。

マッチングシート

マッチングシートでは応募者の特性を把握することが可能です。また、タイプの近い面接官を選んだり、OJTの担当者を選んだりできます。企業は応募者と同じタイプの社員を選任することで、円滑に物事を進められるでしょう。

 

Compassの料金

Compassは、初期契約料がかかりません。少人数から大人数までの幅広い選考に対応し、各企業に適したサービスやリーズナブルな料金を提供しています。

以下が、Compassの利用料金です。

プラン 料金 対象の想定
通常プラン 2,000円(1人) 100人以下の企業
半額プラン
  • 1,000円(1人)
  • 基本料100,000円(1年)
100人以下の企業

(※利用料金は、税別料金です。)

次にCompassのオプション基礎能力検査の利用料金です。

プラン 料金 対象の想定
通常プラン 1科目250円(1人) 100人以下の企業
半額プラン
  • 1科目125円(1人)
  • 基本料50,000円(1年)
100人以下の企業

(※利用料金は、税別料金です。)

基礎能力検査は、5科目(言語・英語・数理の能力、図形認知、論理類推)を受検できます。

 

Compassの実施の流れ

Compassを導入した企業は、実際に利用する流れを把握しておきたいはずです。適性検査の実施の流れを理解しておくことで、円滑に進められます。

以下では、Compassを実施する際の2つの方法を挙げています。

  • Web受検のケース
  • 質問紙による受検のケース

ここでは、Compassの実施の流れをご紹介します。

Web受検のケース

Web受検の流れは、以下のようになります。

  1. 受検者の氏名、メールアドレスをCSVファイルで準備
  2. 管理画面でファイルを取り込みを行う
  3. 受験科目や期限などを決定し、受検者にメールを配信
  4. 受検者は受信したメール内のリンク先にログインし、受検
  5. 受検者の結果を、管理画面で取得

企業は診断結果を閲覧したり、ダウンロードしたりできます。

質問紙による受検のケース

質問紙による受検の流れは、以下のようになります。

  1. 管理画面から質問用紙と回答シートを印刷
  2. 受検者に配布し、実施する
  3. 受検後、質問用紙と回答シートを回収
  4. 管理画面より回答シートの情報を入力(※依頼する場合は、メールや郵送などで送る)
  5. 入力後、管理画面より結果を取得

情報を入力後、即座に結果を知ることができます。

 

Compassの評判やメリット・デメリット

今回当社で適性検査ツールを導入された企業様に独自アンケートを実施いたしました。
ここでは、Compassを導入した企業からの評判(メリット・デメリット)について紹介します。導入を検討している採用ご担当者様は、ぜひ参考にしてください。

アンケートの概要は、下記の通りです。
<アンケート概要>

  1. 実施対象:人事担当者・経営者
  2. 実施日:2022/6/21~2022/6/28
  3. 実施者:株式会社ハリキリ

導入の決め手

導入の決め手として、ストレス耐性がチェックできる点が挙げられていました。また、コスト面で導入を決めたとのコメントもありました。

  • 同業の友人に勧められた。
  • 資質・思考・欲求などをもとにストレス耐性をチェックできる
  • ネットでのクチコミを見て良い評判だったこと、結果を分かりやすく提示したり審査時間が短いことの説明が信頼できるものだったので決めました。
  • 利用している企業が多いツールであることから信頼度が高そうであったこと、一人当たりのテスト単価が非常に手頃であった
  • 業界的にもストレスが多く社会問題になっていることも多い為、受験者のストレス耐性や性格、社会性をデータとして把握できるので導入をしました。
  • コスト面

メリット

メリットとしては、価格が安い点や簡単にストレス耐性が測れることが挙がり、導入の決め手と近しい結果となりました。

  • 価格が安く導入しやすいのがメリットです。結果レポートもわかりやすくはじめてのツール導入でしたが使いやすかったです。また、ストレス耐性が簡単に測れるため入社後のリスクに備えることも出来ます。
  • メリットとしては、検査結果がきちんと出ることで判断の材料となり、かつ我々の決定を理解してもらうために提示することができる。
  • Web上で検査が出来てすぐに適正度を確認出来る所
  • 会社の求める人材像にどれだけマッチングするかの機能やその後の面接にいかせる機能があり、採用段階での利用に役立っています。
  • 配置や異動においての適性を測ることで、部署や職務内容との不一致が避けられる
  • どの企業でも必要とされるコミュニケーション能力を図ることに加え、ストレス耐性を始めとした人の情緒面を細かく分析できるので、意欲重視の選考となる新卒採用では、利用価値が高いと感じています。

デメリット

デメリットとしては、以下の1点のみが挙げられていました。

  • デメリットは、検査結果がステレオタイプのようになり思い込みの原因となり得ること。よく知り合えば見出せたかもしれない能力やチャンスを見逃してしまう可能性がある。

利用者からのさまざま口コミがあるため、Compassの導入を検討している企業は参考にしてください。

 

さいごに:

Compassは現場の人の声を尊重した適性検査であり、新たな指標として活用できます。企業は、さまざまな評価項目から受検者の特徴を把握することが可能です。また、ストレス耐性や抗うつ傾向など表面的に見えない部分も可視化できるようになっています。将来、自社で活躍する人材を確保したい企業は、Compassの適性検査を導入してみましょう。

採用活動は、企業の今後を左右するといっても過言ではありません。自社の目的に合った適性検査を活用することで、書類選考や面接のみでは把握しきれなかった情報も踏まえて、採用活動の精度や効率アップが期待できます。

当サイトでは他の適性検査ツールも紹介していますので、気になるものがあればぜひ読んでみてください。